飛距離を伸ばすためには、体重移動が重要と考えている人は多い。
そのためかスエーをしてしまう人がけっこういます。
なぜ、左スエーがいけないのか?
ダウンスイングで左腰が左サイドに流れると、体の回転に対して腕が遅れてしまい、結果的にクラブがインサイドから入ってくるため、そのままヘッドがアウトサイドに抜けて右プッシュ、また、フェースが返り過ぎて引っかけといったミスが出てしまうからです。
また、左にスエーすると体の回転も止まってしまうため、その分ヘッドスピードが上がらず、飛距離も伸びません。
では、スエーをしないためにはどうすればいいか?
アメリカでは、レッスンで「ヒップターン」という言葉がよく使われます。
ヒップターンとは、文字通りお尻を回転させる動きで、具体的にはトップからの切り返しで、腰が左に流れる前に左のお尻を真後ろに持っていく動きです
これができれば、クラブも自然と正しい軌道を通るので、ミート率は確実にアップします。
また、ヘッドスピードも上がり、飛距離も伸びるというわけです。
正しいヒップターンができているかどうかは、左サイドに棒状の障害物を置いてボールを打つ練習をするとよくわかります。
たとえば、左足の外側にスティックを刺し、そのスティックに下半身が当たらないように左のお尻を真後ろに引く。
スティックに触れずにボールが打てたら、正しいヒップターンができている証拠です。
ヒップターンを意識することによって、回転スピードだけでなく、体の回転方向も良くなります。
体が開いて先に右肩が突っ込むというミスが軽減されます
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