正確なパットを目指す時、自由気ままに動く手首は大敵です。
このtipは、その手首の動きの驚くべき原理と、超簡単な対策を教えてくれます。
ジョゼフ・ペアレント博士によるパッティング・セミナー。
彼は練習グリーンに集まった参加者に、次のようなデモをします。
「手を胸の前に上げて手首をだらんと下げてほしい。
指先に力を入れてはいけない。
リラックスした状態で、手首を曲げなさい。
大して曲がりませんね
では、指に力を篭めてから手首を動かしなさい。
今度は自由自在に動きます。@
手首は独立して勝手に動くものではなく、指に連動して動くのだということがわかるでしょう。
パッティングでは手首は動かない方がいい。
「パッティング・グリップは緩めにせよ」という教えは、指を緩めて手首の動きを抑止する効果があるのです。
多くの人々はパターの軌道を正確にしようとしてパターをきつく握るのだが、逆にそれは手首に自由な動きを与えて軌道を乱してしまうことになる」
これぞ、“目から鱗”ですね。せんきんの価値があるtipです。
ゴルフは逆説だらけのゲームですが、《きつくグリップすれば手首が曲がる》とは、これまた驚き。
バーディ(あるいはイーグル)チャンスであるとか、80を切れる(あるいはパープレイ達成の)最終パットであるという段になると、われわれは無意識にグリップをきつくしてしまいます。逆なんですね。
大事な場面であればあるほど、深呼吸して肩と手・指の力を抜くべきなのです。
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