ボールを選ぶ理由
ボールが止まらないことが、スコアを落とす原因になっていないか
こういうゴルファーの場合、ディスタンス系ボールを使っていることが少なくありません。打ち方はいいのに、球足が長いためにバンカー越えや深いラフからなどのシビアなアプローチが寄らない。
バンカーショットにしても、けっこういい打ち方ができているのに、バックスピン量が少ないためボールが転がり、反対側のバンカーに入ってしまうことがあります。このように、ボールが止まらないことが、スコアを落とす原因になっているゴルファーがいるのです。@
普通は アプローチでスピンがかかる柔らかいカバーのスピン系のボールは 硬めのコアで反発力を確保し、ディスタンス系のボールは ドライバーのスピン量を減らす目的で柔らかいコアとし、硬いカバーで反発力を確保する仕組みになっているものが多い。
たしかに、ドライバーの飛距離のことを考えれば、ソフトコアのディスタンス系ボールを使いたい気持ちはわかります。でも、ヘッドスピードがそれなりにあり、しっかりミートできる技術を持ったゴルファーがソフトコアのボールを打つと、距離の短いショットでもコアがつぶれるため、思ったよりも距離が出てしまいます。自分では80ヤード打ったつもりなのに、実際は100ヤードも飛んでしまうとか……。
ヘッドスピードが遅めでも、コントロール系ボールを使うべき
プロが使う、スピンが利くコントロール系タイプのボールを一度使ってみることをお勧めします。@
60歳台前半の元クラブチャンピオンというゴルファーさん、ボールは『スリクソン Z-STAR XV』を使っていますが、そのかたと一緒にラウンドすると、グリーン周りのアプローチでパーを拾うプレースタイルであることがわかります。@
今もブルーティからプレーされるのですが、フェアウェイウッドやユーティリティを駆使して170~220ヤードの2打目をうまくこなしてグリーン近くまでもっていく。そして、そこからパーを拾うのですが、そういうプレースタイルにはウレタンカバーのボールがやはりベストマッチです。
飛距離が欲しい、高齢者や女性は、ディスタンス系の飛びを優先するボールを使うのが良いです
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