ピンを真っすぐに刺すアイアンショットが『ライン出し』だが、
プロの『ライン出し』はちょっと違う。
インパクト後は涼しい目線で低めの飛球を追う。こんなイケメンの『ライン出し』をやってみたい
絶対に曲げたくない状況で使われるライン出しでは、単純ミスは許されない。
ライン出しは、まず、
① スイング中にクラブが必ず体の前にあるように7~8割で振ること。そして、
② スイング中は手首の角度をなるべく変えないように、体の回転で打つことです。これで余分なスピンがかからず直進性の高い弾道になります。
ダウンスイングで振り遅れたり、インパクトで体が止まって手首が返りすぎると、体の正面からクラブが外れてしまう。
これではインパクトが安定せずにスピン量も一定しないため、曲がりが多くなってしまう。
しっかり小回りが利いている感じが、心地よい
ライン出しはインパクトゾーンを長く、フォローを低く抑えることで、通常よりも上下・左右の余分なスピン量が抑えられ、低弾道で直進性の高いショットになる!
プロは、目線を低く抑えることで、長く・低いフォローを取るという
目線が上がると体や肩が持ち上がりフェースも浮いてしまうので球が抑えられない。というのがその理由らしい
パンチショットとライン出しはどう違うのか?
パンチは強く、ライン出しは長く低く打つ。
パンチショットというのはライが悪い時などに、インパクトを強く打っていくというケースが多いので、どちらかというとスピン量は多めです。
打ち込むからスピン量が多くなるわけです
それに対しライン出しは、インパクトゾーンを低く長く出し、スピン量を少なくすることで、球のフケ上がりや、左右へのブレを抑え、直進性の高い球筋になるのです。
プロ達は、ライン出しのインテンショナルショットをどう打ち分けているのか?
『球は左足かかと内側』、『手は体の真ん中』のセットアップはドロー&フェード共通。
フェードは少しかぶり気味にアッパーで左に振っていくことで左に打ち出す
ヘッドの最下点はボールより手前となって、フェースがやや被った状態のアッパー軌道でとらえた球にはフェード回転がかかる。
ドローはクローズドスタンスで肩はスクェアの構えから、ちょうどフェースがローテーションをし始めるところでインパクトして右に打ち出すらしい、むずかしい
プロの言い方を借りると、アゲンストのときに球を抑えようとして上から打ち込むと、タテ方向のスピンが入りすぎて逆に吹き上がってしまう。
だから、サイドスピンをかけたドロー球で風の下を潜って前に進んでラインを出すイメージを持っているという。
ボールの真横を目がけて横から入れてくるのがポイント。
『ヘッドを押し込む』というのは、インパクト後もフェースにボールを乗せたまま、左足の前まで乗せて運ぶようなイメージ。これでヘッドが低く長く出る。
ヘッドを手で『押し込もう』とすると左ワキが開く。正しいのは、フェースにボールを乗せて『右足で押し込んでいき』ながら『手を返していく』とドローになる。というが
曲がり幅が大きくなるので、フェードの方がやさしい
片手でクラブを振ると小細工できないぶん、体の回転に自然と腕がついていって振り抜く感覚がつかめる。
腕が体から外れないように意識をしてスイング練習するのが、上達への近道
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